日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

山祇神社の境内にまつられる二基の庚申塔(1/2) 福岡県宮若市三ヶ畑

宮若市 三ヶ畑(さんがはた)という地区に、山祇(やまつみ)神社が鎮座します。福岡県道92号線…宗像篠栗線(むなかたささぐりせん)…沿いです。とても小さな神社なので、車で通るとみすごしてしまいました。周辺には駐車場はないので、道路脇のひろくなっている場所に車をとめさせていただきました。

 

境内のいっかくに、下の写真のように三基の石塔がまつられています。むかって一番左側は奉寄進 石塔です。真ん中と、一番右側が庚申塔とおもわれます。

今回の記事では、真ん中の庚申塔をご紹介します。

場所:福岡県宮若市三ヶ畑

座標値:33.661198,130.595484

 

正面の文字は、もう読めなくなっています。庚申塔にむかって右側面に、おそらく「明和元年」という文字が確認できます。

左側面にも文字が刻まれていたのでしょうが、読み取れません。かろうじて「吉日」の吉という文字だけが判読できました。

明和元年は西暦1764年で、干支は甲申(きのえさる)です。