宮若市をはしる福岡県道98号線から50mほどはずれた場所。空き地の端に、おおきな庚申塔がまつられていました。
場所:福岡県宮若市龍徳
座標値:33.738904,130.691124
風化がすすみ、庚申塔かどうか判断に困りましたが、よくよく観察してみると、「庚申尊天」という文字がかすかに確認できました。建立年などは刻まれているようでしたが、判読できませんでした。
庚申塔の裏側には、ノミで削った痕のような横線が刻まれています。
この庚申塔がまつられている、すぐ北側には、採石場のような場所があります。
地質図naviで確認すると、このあたりは砂岩・泥岩で構成されているようです。
参照:https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php#16,33.74022,130.69181
庚申塔表面の剥がれ落ち具合から考えると、こちらの庚申塔は、おそらく泥岩でつくられたものだと予想されます。