大分県豊後高田市の真木という地区に真木大堂(まきおおどう)があります。真木大堂のとなりに古代文化公園があり、ここに地域の文化財があつめられ展示されています。そのなかに、庚申塔が三基あります。今回は、三基の庚申塔のうち、最後の三基目をご紹介します。
場所:大分県豊後高田市田染真木
座標値:33.501242,131.517623
一面六臂の青面金剛が主尊として刻まれています。足元には二鶏三猿、さらにその下に四夜叉が刻まれています。
庚申塔に向かって右側面に「享保二丁酉天」、左側面に「十二月初十日」と刻まれているようにみえます。享保二年は西暦1717年、干支は丁酉(ひのととり)です。
下の写真では、手前に前回ご紹介した庚申塔(文字塔)があり、奥に今回ご紹介した庚申塔が写っています。