日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

古代文化公園に祀られる庚申塔 ②/③ 大分県豊後高田市田染真木

大分県豊後高田市の真木という地区に真木大堂(まきおおどう)があります。真木大堂のとなりに古代文化公園があり、ここに地域の文化財があつめられ展示されています。そのなかに、庚申塔が三基あります。今回は、三基の庚申塔のうち、二基目をご紹介します。

場所:大分県豊後高田市田染真木

座標値:33.501232, 131.517624

 

正面に「〇奉待青面金剛童子」、庚申塔にむかって右側面に「正徳二壬辰□」、左側面に「二月上之七日」と刻まれています。「□」の箇所には下のような文字が刻まれているようにみえます。

 

おそらく「年」という文字だと考えらえます。

正徳二年は、西暦1712年で、干支は壬辰(みずのえたつ)です。