大分県豊後高田市の真木という地区に真木大堂(まきおおどう)があります。真木大堂のとなりに古代文化公園があり、ここに地域の文化財があつめられ展示されています。そのなかに、庚申塔が三基あります。今回は、三基の庚申塔のうち、二基目をご紹介します。
場所:大分県豊後高田市田染真木
座標値:33.501232, 131.517624
正面に「〇奉待青面金剛童子」、庚申塔にむかって右側面に「正徳二壬辰□」、左側面に「二月上之七日」と刻まれています。「□」の箇所には下のような文字が刻まれているようにみえます。
おそらく「年」という文字だと考えらえます。
正徳二年は、西暦1712年で、干支は壬辰(みずのえたつ)です。