日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

大分県道34号線沿いにまつられている庚申塔 大分県国東市安岐町山浦

2021年4月11日(日)に、大分県国東(くにさき)半島の国東市国見町を中心に庚申塔をさがしにいきました。この日にであえた庚申塔は合計で5基でした。今回ご紹介する庚申塔は紹介5基目で、最後にご紹介する庚申塔となります。

 

前回までにご紹介した庚申塔4基は以下になります。

1.秋葉宮にまつられている庚申塔

2.県道31号線沿いの巨大な庚申塔

3.墓地のかたすみに祀られる庚申塔

4.奈多八幡宮の海上鳥居と庚申塔

 

そして5基目の庚申塔の写真です。この庚申塔は国東(くにさき)半島のやや南東よりの地区にまつられています。大分空港のある国東市安岐町から東西にのびている県道34号線沿いを車ではしっているときに、たまたま見つけたものです。

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場所:大分県国東市安岐町山浦

座標値:33.476009,131.648131

 

県道34号線は国東市と豊後高田市を直結する比較的広い道で、わたしは何度もこの道を通っているはずなのですが、庚申塔にきづかずに何度も通り過ぎていたことになります。

 

ゴツゴツとした岩壁に2基の石祠、1基の観音像とともに、庚申塔は祀られています。石祠に納められているのは、国東半島各所でまつられている弘法大師さまでしょうか。

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主尊である青面金剛(しょうめんこんごう)像の腰部分には、一見すると骨のような形の横縞がほられています。位置的には胸部からは外れているので、この横縞は服のひだを表現しているようにみえます。そして胸の前に上下にのびて膨らんでいる箇所も着物のシワのようです。

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金剛さまの目はつりあがあり、髪はさかだっています。青面金剛像としては珍しく、腕は二本だけのようです。手には弓と矢を把持しています。青面金剛の両側には二童子、足元には二鶏三猿。頭の上には月日雲が表現されているようです。

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庚申塔に建立年や願主などの銘がないかグルっとまわりをみてみましたが、それらしき文字は刻まれていませんでした。

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この庚申塔を最後に、福岡へ帰るため、わたしたち家族は豊後高田市方面へといそぎました。国東半島をあとにする際には、いつも名残惜しさを感じます。半島では、走っている自動車の数が少なく、いそいそとしていない時間の流れが気持ちに余裕をあたえてくれます。