日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

県道31号線沿いの巨大な庚申塔 大分県国東市国見町野田

2021年4月11日(日)に、大分県国東(くにさき)半島の国見町を中心に庚申塔をさがしにいきました。今回は、国見町野田という地区にある庚申塔を再訪しました。この庚申塔は大分県道31号線沿いにあるもので、塔高が2m以上もあって目立ち、ずっと以前にみつけていたものです。

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場所:大分県国東市国見町野田

座標値:33.657382,131.587156

 

2021年時点でも、以前みつけた場所と変わらない場所で祀られていました。この庚申塔は、小林幸弘氏が運営するホームページ『国東半島の庚申塔』にも紹介されており、ここでの写真には庚申塔のそばに小さな木がはえています。現在は庚申塔の周囲には樹木などはなく、時代のながれが感じられます。

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一面六臂(いちめんろっぴ)の青面金剛(しょうめんこんごう)像が主尊。青面金剛の足元に三猿二鶏が刻まれています。三猿はしっかりと「見ざる言わざる聞かざる」の像容がかたちづくられています。その三猿をながめるように、二羽の鶏が上下に配置されています。一羽はしっぽがながく雄鶏のようなかっこうです。もう一羽はうずくまったかたちの鶏で雌鶏のようで、なんだか夫婦の鶏のようにみえます。

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三猿二鶏の下側には庚申講のかたたちの名前らしき文字がずらっと刻まれています。

 

青面金剛は口を『へ』の字にまげ、ムンとした表情をしています。頭にはとんがり帽子をかぶっているようですが、さかだった髪を表現しているものでしょう。青面金剛の足下には、だいぶみえにくくなっていますが、うずくまった邪鬼が刻まれています。そしてその両側には、柔和な表情をした二童子が配されています。青面金剛のあたまの上には、これまた見えにくいですが、雲が表現されているようです。

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庚申塔にむかって左側面に、文字が刻まれています。「?時享保六辛丑年十二月四日」と刻まれています。「?」の部分は読めませんでした。享保六年は1721年で、干支は「辛丑(かのとうし)」参照。庚申塔に刻まれている文字と整合します。

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2021年4月11日(日)に、国東半島内で訪問した場所は他にも数か所あるので、追ってご紹介したいと思います。