日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

元寇防塁(げんこうぼうるい) 福岡県福岡市今津

福岡県糸島市へ、ちょっとした用事のついでに立ち寄りました。その際、糸島市周囲でなにか興味深い史跡はないか、探してみたところ、糸島市に近い福岡市側に「元寇防塁(げんこうぼうるい)」という史跡があることがわかりました。

 

元寇(げんこう)とは、モンゴル帝国と高麗(こうらい)によって構成された軍隊で、日本へは鎌倉時代に、二度にわたって侵攻してきました。学校の歴史の授業で習ったあの元寇です。

 

その元寇を防ぐために築かれた塀が「元寇防塁」というものだということです。福岡市に、そのような歴史的な「塀」があるということなので(参照)、行ってみることにしました。

 

場所:福岡県福岡市西区今津

座標値:33.609954,130.255817

元寇防塁がある砂浜は松がたくさん植わっている松原となっています。松原の端っこに車が10台程度駐車できるスペースがあり、ここに車を停め、松原のなかへと歩を進めます。

松原のなかには、海岸線に沿って砂丘があるのですが、砂丘の海側の斜面に、一枚目の写真のような石垣がちらほらと見え隠れしています。この防塁は約3㎞にわたってつづいていますが、そのほとんどが上の写真のように砂に埋もれて、防塁の一部が顔をのぞかせているのみとなっています。

 

下の写真は、防塁がよく観察できる箇所でした。高さ3m、上の幅2m、下の幅3mの台形状に石を積み、内部の隙間には粘土などを使わず、砂を入れた構造となっています(参照

 史跡「元寇防塁」へ訪れた日は曇りで、光が漫然としていました。歴史の重厚さが少しでも表現できれば…と、カメラの補正をマイナス側にしました。光の照る場所と、光が照らない場所を強調しようとがんばってみました。