日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

宗像四国東部霊場 第3番札所にまつられる庚申塔 福岡県宗像市田久

場所:福岡県宗像市田久5丁目

座標値:33.802063,130.575290

 

宗像市(むなかたし)の田久という地区に、寺山というちいさな山があります。この山の中に寺山観音堂というお堂がつくられています。この寺山観音堂。参道の入口がとてもわかりにくく、参道入口をみつけるために、車で周辺をぐるぐると周りました。

 

最終的に参道入口を見つけることができたのが、この場所です↓

住宅街の端っこにある田久南台公園の奥に階段を見つけることができ、この階段が寺山観音堂へと続く参道の途中となっていました。

この階段をわずか20mほど登ると、寺山観音堂の境内にたどりつきました。「ここから先 聖域」を示す二本の柱をすぎると、すぐ右手側に二基の庚申塔を見つけることができました。

 二基の庚申塔に向かって、右側の庚申塔はだいぶ風化が進んできます。かろうじて「謹請 幸神??」と確認できますが、それ以上は判読することができませんでした。

一方、向かって左側の庚申塔には「庚申尊天」と、はっきりと刻まれています。そして右側面には「安永三天」と確認でき、西暦1774年に庚申塔が造られたことがわかります。ちなみに1774年の干支(かんし)は甲午(きのえうま)で、午の文字が刻まれていることと整合します。

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庚申塔に向かって左側面には、「三月吉日」と刻まれていました。

 

各地方にある四国霊場巡りをすると、素朴な石仏と出会えることに、最近きづきました。福岡県の北部地域では、古くから残っている石仏と出会える機会はあまりないのだと勝手に思い込んでいましたが、図書館の古い文献を読み漁ってみると、思いがけない情報を得ることができます。

宗像四国東部霊場については、宗像市民図書館 深田分館に保管されている『宗像四国東部霊場 八十八カ所めぐり旅』(赤間西郷士・歴史愛好会)を拝読し、知ることができました。