日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

いまの地球はどのようにしてできたか

地球は現在、「核」「マントル」「地殻」の3層構造となっています参照。いまの地球がこの構造に、どのようにしてなったのか?『はじめての地質学』(日本地質学会)P.66,67に紹介されていました。

 

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原始地球は、はじめ金属や岩石がいっしょに混じっていた。

 

たくさんの微惑星が衝突してきた。

 

衝突したときのエネルギーが熱となって放出された。

 

原始地球の表層部温度が高くなった。

 

現在の地球とおなじくらいの大きさになった。すると、地球の内部も、その大部分が溶けるほどの高温になった。

地球内部では、鉄やニッケルが分離して中心に沈んで核を形成した。鉄やニッケルが沈むことで、高いところから低いところへ物質が移動するときに発生する「重力エネルギー」が発生した。重力エネルギーが発生することで、地球中心部はさらに高温となった。

 

参照:わかりやすい高校物理の部屋.重力による位置エネルギー

 

高温となっている核の周囲は岩石がとけたマグマにより構成された。いっぽう地球の表層ちかくでは、このマグマが冷えて固まり地殻がつくられた。