日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

地球の内部構造をどうやって探るのか

はじめての地質学』(日本地質学会 )P.74-76に、地球内部の構造をどうやって知るのか、その方法が紹介されています。

 

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地球内部構造を直接観察することはできない。そのため地震波、地磁気、地殻熱流量、重力などを利用する。

 

古くから利用されているのは地震波。

 

地震波は、地球内部に性質のちがう境界面があれば、そこで反射し、屈折する。

参照:山賀 進のWeb site.地球の科学

 

震源・発生した時間・いろんな地点での地震波の観測結果を分析する。

 

この分析結果から…「地球内部を地震波がどうやって伝わってきたか」「地球内部がどのような構造になっているか」…が、わかる。

 

これをもとに、構成する岩石・鉱物の種類が推定できる。

 

このような分析結果から、地球の構造が以下のようなものだとわかってきた。深度2900km以下では、ある周波数の波がつたわりにくい領域があることがわかった。そこは固体ではなく液体でできていることが推定されている。

参照:高卒資格.com,地球の内部構造

参照:防災科学技術研究所,地球の球殻構造