日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

網敷天満宮の参道脇にまつられる六基の庚申塔① 福岡県築上郡築上町高塚

八基の石塔と一基の石祠がまつられており、これらのうち、六基が庚申塔でした。一記事につき、庚申塔を一基ずつご紹介してゆきたいと思います。

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まずは、これら石塔にむかって一番左側にまつられている青面金剛がきざまれる六角柱の庚申塔をご紹介します。福岡県で青面金剛の文字が刻まれる庚申塔は稀です。

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場所:福岡県築上郡築上町高塚

座標値:33.660350,131.064506

 

庚申塔の一番上には梵字が刻まれており、梵字の下には「南無青面金剛」という文字が読めます。「南無(なむ)」は尊敬・敬意をあらわしており、「大事に敬う」という意味があります参照

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梵字は金剛夜叉明王をあらわす「ウーン」を示しているようです

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石塔の下には講中メンバーの名前が並べられています

下は庚申塔の裏側を写した写真です。

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裏側には「旹安永七歳□戊戌 五月朔日」と刻まれています。難しい漢字がいくつか見えます。

 

「旹」は時をあらわす文字で「ジ」とか「とき」と読み参照、「朔」は「さく」と読み、月の第一日をあらわす文字です参照。「七歳」と「戊戌(つちのえいぬ)」との間にみえる文字は、調べてみても、私にはわかるものはなかったため「□」であらわしています。

 

1778年5月1日に建立された庚申塔ということがわかります。