日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心に史跡を巡っています。コンパクトデジカメ(SONY DSC-WX350)で写真を撮るのが好きです。詳しい撮影場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

山の神 福岡県京都郡みやこ町豊津

福岡県みやこ町にある「みやこ町歴史民俗博物館」へ足を運んだとき、周囲を散策しました。博物館のとなりにある小笠原神社の前を歩いていると、たまたま、「山の神」と刻まれた石塔をみつけることができました。

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場所:福岡県京都郡みやこ町豊津

座標値:33.671277,130.971424

 

『郷土誌 みやこ 第五号(みやこ町郷土史研究会)』P.31に、山の神についての説明が記されています。それによると、稲の苗を育てはじめ田植えまでの期間、山から「山の神さま」がおりてきて「田の神さま」となるそうです。田の神さまは、田植えが終わるころ、再び山へと帰っていくといいます。

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これに似た言い伝えを、民俗に関する他の史料を読んでいたときにも目にした覚えがあります。山の神さまと、田の神さまが、ひとつの神さまとして祀られるのは、みやこ町に限ったことではないようです。

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小笠原神社の前にまつられている、こちらの山の神さまの石塔は、新しくつくられたもののようで、古いものは後ろに隠れていました。みたところ、ずいぶん昔からこの地に祀られていたのでしょう。