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福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

不動様境内に祀られる庚申塔 福岡県遠賀郡岡垣町大字原

場所:福岡県遠賀郡岡垣町大字原

座標値:33.877163,130.569112

福岡県 遠賀郡岡垣町 原 居田 不動様境内の庚申塔

手前に倒れている石塔も庚申塔

『岡垣町史』P949に紹介されていた、岡垣町の原という地区にある庚申塔を訪ねてみました。字(あざ)名で居田という場所に不動様が祀られており、その不動様が祀られている境内に庚申塔が祀られているそうです。

 

(大字)原という地区を車で周っていると、すぐに不動様が祀られていそうなお堂がみつかりました。

お堂は、ひときわ高い場所に建てられていますが、そのひとつ下の段となっている広場の右奥に庚申塔が祀られていました。

少しみにくいですが、シンプルに「庚申塔」とのみ文字が刻まれていました。庚申塔にむかって右側面に「文久二壬戌(みずのえいぬ) 九月吉辰」の文字が刻まれていました。文久二年は1862年。

庚申塔に向かって左側面には「邑中」の文字が刻まれていました。「邑」はこれ一文字で「おおざと」と読み、”人間の居住地,集落”という意味を持つそうです(参照:邑(オオザト)とは - コトバンク)。よって(大字)原(字)居田の人たちによって建てられた、という意味を持つのでしょう。

この庚申塔のすぐ脇に、もうひとつ庚申塔が倒れていました↓「庚申」という文字がかろうじて確認できますが、その他の文字は確認することができませんでした。石塔の表面の石が剥がれ落ちてしまっています。

資料に紹介されている庚申塔の場所は、ざっくりとしか示されていません。今回の庚申塔が祀られる場所は「字居田 不動様境内」という掲載のみです。なかなか場所がわかりにくいのですが、こうして庚申塔を見つけることができるとうれしいものです。