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福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

九州最古の鉄道トンネル 福岡県京都郡 犀川(さいがわ)崎山(さきやま)

石坂トンネルが造られたのが、1895年(明治28年)。2019年時点で造られてから124年も経っていますが、現役で働いています。現在では、平成筑豊鉄道 田川線という名前をかえた鉄道の一部となっています。

場所:福岡県京都郡みやこ町犀川崎山
座標値:33.617143,130.899425
 
このトンネルの存在を知ったのは、『新 京築風土記』(山内公二著)P157を読んで。P157のなかの記事では、石坂トンネルは、第一トンネルと、第二トンネルとがあり、そのどちらもが赤れんがを積み上げて造られていると紹介されています。
 
現地に赴いてトンネルを確認してみたのですが、実際に見ることができるのが、第一トンネルのほうです。『新 京築風土記』内の紹介写真は、トンネルの入口ふきんか、トンネル内部で写真が撮影されています。しかし、実際にはもちろん線路内に入ることができないので、遠くからの撮影となりました。

 

一枚目の写真は、線路に架かる陸橋の上から撮影してものです。いろいろ場所を変えて、トンネルがよくみえる場所がないか確認してまわった結果、この場所(座標値:33.616271,130.896463)が一番トンネルを確認できる場所でした。
 
↓こちらの写真は、おそらく第一トンネルに一番ちかい場所でトンネルを見ることができる場所(座標値:33.616644,130.897438)で撮影したものです。
↑第一トンネルは33.2mと、第二トンネルの74.2mと比較して短く、上の写真のようにトンネルの向こうの景色がみえています。
 
どちらのトンネルも大部分がレンガでつくられています。レンガ造りのトンネルの壁をみてみたかったのですが、その願いは叶いませんでした。九州でもっとも古いといわれる鉄道トンネルが、どんな美しさを保っているのでしょう。
 
近くには、「源じいの森・ほたる館」があり、この敷地内には1968年(昭和43年)に開発されたという、当時、最新鋭の車両が展示されていました。時速100㎞で走ることができるという青色の車両(ヨ9001)です。ハンドルがついていることから、ここが運転席となり、この車両に石炭を積んだ貨物車が連結されていたと考えられます。

わたしが石坂トンネルを訪れた際、1両編成の白いディーゼル車が「源じいの森」駅を出発し、行橋(ゆくはし)方面へと走ってゆきました。まだまだ現役の石坂トンネルでした。