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福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

長崎街道の猿田彦大神 福岡県小倉北区赤坂

九州の街道について書かれた書籍を読んでいると、ときどきどこに庚申塔が祀られているかを記した箇所があります。今回は長崎街道 九州文化図録撰書 (1)のP21-P22を読んでいて、小倉北区に祀られている猿田彦大神の情報があったので、行ってみることにしました。 

同書のP13に九州北部の街道が模式的に書かれたページがあります↓

この図では赤線が「長崎街道」緑線が「秋月街道」茶線が「中津街道」黄線が「唐津街道」と紹介されています。

 

猿田彦大神の庚申塔が祀られているのが、長崎街道から秋月街道が分岐している部分。上の図だと小倉の三角△マークがある付近になります。

 

先に庚申塔がある場所を具体的に示します。

 

場所:福岡県北九州市小倉北区赤坂5丁目

座標値:33.891976,130.906433

庚申塔は長崎街道 九州文化図録撰書 (1)P21の地形図では、街道沿いに祀られていることになっています↑ 黒の太線で描かれているのが、長崎街道です。庚申塔は線路(JR鹿児島本線)のすぐ北側の住宅地にあることがわかります。

 

その住宅地の実際の写真がこちらです↓ この写真は東方面を向いて撮った写真です。この細い路地が昔の長崎街道だったと考えられます。庚申塔付近はこのような住宅密集地で、かつ路地も車が一台やっと通れるほどの幅です。だから車を停める場所を探すのに苦労します。

今回、車を停めたのは、庚申塔がある場所の西側。すこしだけ道の広くなっている箇所に一時的に、車を停めさせていただきました(場所:33.891880,130.904835)

 

この箇所から長崎街道沿いに東側へ2分ほど歩いて庚申塔にたどりつくことができました。

庚申塔には「猿田彦太神」と刻まれ、その右側に「文化二歳」、左側に「三月吉辰」と刻まれているように見えます。文化二年は1805年。

「三月吉日」だと通常刻まれている銘であるので理解ができるのですが「吉辰?」。文化二年の干支(かんし)は乙丑(きのとうし)なので辰(たつ)とは関係がなさそうです。この箇所がちょっと不可解な庚申塔でした。

 

今回見つけた庚申塔も福岡県の庚申塔 - Google マイマップに登録しています。