こちらの滝は、「宗像・糟屋北部地域広域連携プロジェクト推進会議」で発行されている「しこふむ ウォーキングマップ」に紹介されていました。
場所:福岡県宗像市吉留
座標値:33.811272,130.630196
ウォーキングマップは、道の駅『むなかた』にあったので拝読しました。マップによると宗像市に釣川の源流があるとのこと。
釣川は宗像市を流れる二級河川で、世界遺産に登録された宗像大社のすぐそばを流れる川です。
「ウォーキングマップ」によると釣川源流の近くに『妙見の滝』があるとのこと。規模は小さいようですが、これまで知らなかった滝なので行ってみることにしました。
マップによると④の溜池をめざしてゆけば、目的地の『妙見の滝』にたどりつけそうです。
地形図では↓安ノ倉という文字が書かれた北北東に神社のマークがありますが、この神社の西側にある三角形の溜池が、問題の溜池のようです。
↑黄色の道が福岡県道87号線。その県道87号線を車で走っていると、すぐにこの溜池は見つけることができました。
周囲は道幅が広くなり、駐車スペースが十分にあったので、適当な場所で車を停めさせていただきました。マップによると県道から妙見の滝までは林道が続きそうです。実際の林道の写真はこちら↓
このような林道を15分ほど歩いていくと滝のそばに祀られている妙見神社が見えてきました。
社のすぐそばに目的の滝がありました↓
宗像市で唯一の滝である「妙見の滝」。落差4mほdの滝で低い落差でありながら赤い岩肌とのコントラストは美しく、どこか神秘的な雰囲気もただよっています。(「しこふむ ウォーキングマップ」P17)
解説のように赤い岩肌が印象的な滝です。赤い色は鉄分を含んでいるのでしょうか?
この滝の下流でも、この赤みがかった土はずっと続いていました。
この滝を訪れた平成30年8月9日は、ずっと晴天が続いていたためか、滝の水量は少なかったです。そのため滝からの涼しい風も少なかったです。
木漏れ日が滝のしぶきを照らし、たしかに幻想的な景色を作っていました
この滝の名前である”妙見”とは何なのか?改めて調べてみました。
妙見というのは「すぐれた視力」の意味で「善悪や真理をよく見通す者ということ」なのだそうです(参照)。他にも北極星そのものを指すこともあるようです(参照)。
とても興味深い場所を見つけることができました。