日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

なんとも珍しい 婦命庚申塔 宮若市 脇田温泉街

場所:福岡県宮若市脇田

座標値:33.692726,130.58905

f:id:regenerationderhydra:20180730193645j:image

これは初めて見ました。「婦命庚申尊天」と刻まれた庚申塔です。婦命とはなんなのでしょう。

 

婦命という言葉でネットで検索すると、「命婦」という言葉を見つけることができました。

 

島根県にある太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)のホームページを参照させていただくと、「命婦」という言葉の意味を説明してくれています。

 

命婦」とは古くは平安期の五位以上に叙せられた女官及び五位以上の官人の妻を意味し、現代では稲荷大神の御眷属であるお狐様の異称として親しまれています。

どうも「命婦」というのは命婦専女神(みょうぶとうめのかみ)のことを表すようです。その姿は白狐なのだそう。

 

この神さまのご利益としては…

神狐守護

良縁成就

夫婦円満

学業成就

五穀豊穣

…などがあるようです。


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この庚申塔が祀られているのが、脇田温泉街ですが、なにか温泉と関係があるのでしょうか?

 

稲荷さまの使いが命婦専女神であることから、稲荷さまのご利益に、温泉街とつながる部分があるのかも。

 

稲荷さま→五穀豊穣→豊作→流通が栄える→商売繁盛…というつながりが、どうもあるようです(参照)。

 

商売繁盛を願い、脇田温泉街のかたたちが、この庚申塔を祀ったのかもしれません。