福岡県北九州市にある若戸大橋(わかとおおはし)。洞海湾をはさんで、若松区と戸畑区を結ぶ、赤い大きな橋です。
若戸大橋が完成したのが1962年。2017年時点で、55歳になります。一方、橋がつくられる前から活躍していた若戸渡船は、1889年から若松村の管理下で運航しはじめたんだそうです。若戸渡船のほうは、なんと128年以上の歴史があるんですね。知らなかった。
若戸大橋は、ひとが歩いて渡れないので、自転車や徒歩のかたが、渡船を使います。大人でも片道100円と格安の運賃です。
人を運ぶ若戸渡船と、車が渡る若戸大橋。お互いに足りない部分を補いあって共存しているんですね。