日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

松林に流れるまぼろしの小川 「頓々の滝(どんどんのたき)」を探す①/② 福岡県遠賀郡吉木

福岡県遠賀郡岡垣町には三里松原(さんりまつばら)と呼ばれる広大な松林があります。東端は遠賀郡芦屋町からはじまり、西端は岡垣町波津にまでいたる、約12㎞の松林です。 緑の点線で示した箇所が三里松原 この松林は約300年まえの江戸時代から人工的につく…

岩壁にみられる不動信仰 北九州市八幡西区 上香月

『北九州市史 民俗』のP593に、「不動信仰」という項目があり、八幡西区にある聖福寺のことについて記載がされていました。それによると… 八幡西区上香月一丁目の聖福寺は伝教大師が開創した古寺で、その裏山を白岩山といいい、いくつもの横穴があり、中腹の…

須賀神社の庚申塔 福岡県中間市岩瀬

福岡県中間市の岩瀬という地区にある須賀神社。拝殿に向かって左奥に、「猿田彦命」と刻まれた庚申塔が1基祀られていました。 場所:福岡県中間市岩瀬西町 須賀神社境内 座標値:33.835263,130.705827 庚申塔に向かって右側面には、「文政三年庚辰五月」と刻…

須賀神社への道標 福岡県中間市

福岡県中間市の岩瀬という地区にある須賀神社。この須賀神社への道標となる石碑が、岩瀬祇園橋のたもとに建てられていました。(参照:『なかま』P12(中間市歴史民俗資料館))。 場所:福岡県中間市岩瀬西町 座標値:33.834120,130.703427 石碑には『今井…

北九州市の沖津宮遥拝所を訪ねた 福岡県北九州市若松区小竹

福岡県北九州市若松区にも、宗像大社 沖津宮の遥拝所があるということで、その場所を訪ねてみました。 福岡県 宗像大社には、三つのお宮があり、それぞれに女神さまが祀られています。 その三つのお宮のひとつに、玄界灘に浮かぶ沖津宮があります。この沖津…

炭鉱時代の遺構 筑豊興業鉄道の橋脚 福岡県中間市中間(なかま)

石炭輸送のをする専用の鉄道として、筑豊興業鉄道が、福岡県で1891年に営業をはじめました。2019年時点からさかのぼると、いまから128年も前のことです。この鉄道が開通した区間は、北九州市の若松と直方市(のおがたし)とを結ぶ、わずか25㎞でした。 しか…

川面 大分県由布市阿蘇野 阿蘇野川

大分県の久住連山のひとつに黒岳があります。黒岳全体が溶岩ドームでできているために、降ってきた雨が地表を流れることなく、地下水として山全体にしみこんでいきます。しみこんだ雨水は地中でろ過されて、黒岳のふもとで湧き水として地表面にでてきます。 …

夕暮れどきの不思議な光のスジ 福岡県北九州市若松区

2019年8月2日、19時40分頃。西の空に↓このような光のスジが何本も見えました。 この現象をみることができたのが、これまでの人生で2回目です。1回目は4年前で、2015年7月25日のことです。そのときは、大分県豊後高田市にすんでいたときで、東の空に、このよ…

砂模様 大分県宇佐市岩保新田

遠浅の海で、小さな波が創りだした砂の模様です。真っ赤な夕日に映え、細かな模様がさらに浮きたっていました。大分県宇佐市の和間海岸以外では、このような珍しい景色は、あまり、見たことがありません。 場所:大分県宇佐市大字岩保新田 座標値:33.574485…