日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

負立八幡神社の境内にまつられる6基の庚申塔群 その1 福岡県飯塚市柏の森

2022年6月26日飯塚市 柏の森(かやのもり)地区にある「負立八幡神社(おいたつはちまんじんじゃ)」境内に、複数の庚申塔がまつられているのをみつけました。合計すると6基の庚申塔群です。

まず、上の写真のうち2枚目、比較的あたらしい時代につくられたと思われる二基の庚申塔についてご紹介します。負立八幡神社の鳥居をくぐって参道の階段をのぼりはじめると右側に「猿田彦大神」と刻まれた扁額がかかげられた小さな鳥居があり、その向こう側に二基の庚申塔がみえます。扁額の文字はかなり読みにくくなっています。

場所:福岡県飯塚市柏の森

座標値:33.641094,130.700195

 

二基の庚申塔にむかって右側は、庚申尊天、安永十年辛丑、三月十三日、と刻まれているようです。1781年、干支は辛丑(かのとうし)の年に建立されたことが読み取れます。

 

 

二基の庚申塔にむかって左側の庚申塔に目をむけます。こちらの庚申塔には笠はついていません。庚申天、安政四丁巳、二月十四日と刻まれています。1857年、干支が丁巳(ひのとみ)の年に建立されたことがわかります。

それぞれ1781年、1857年につくられたとはいえ、塔が新しくみえることから、近年につくりかえられた庚申塔なのではないかと考えられます。

 

負立八幡神社は、遠賀川に穂波川が合流する地点ふきんに鎮座します。色別標高図をながめてみると、やや高台に、このふきんの神社仏閣が建てられており、そのなかのひとつに負立八幡神社(標高約32m)があることがわかります。

次回の記事では、残り四基の庚申塔についてご紹介します。