福岡県北九州市の若松区には、いくつか白山神社という名前の神社があります。そのうちのひとつ、小竹という地区にある白山神社にある大樹です。大人が両手いっぱい広げて3~4人で抱えるほとの立派な幹。そのゴツゴツとした幹はたくさんのコケに覆われています。
場所:福岡県北九州市若松区小竹
座標値:33.912666,130.745961
小竹の白山神社境内は、雑草におおわれており、今ではあまり訪れる人もいなくなったのではないかと考えられます。撮影の間は、たくさんのやぶ蚊に襲われました。白山神社の本殿は小岳山の山頂にあるとされています(参照:北九州の史跡探訪P127)。
その山頂までの参道も草木におおわれ、山頂まであがってゆくのはとても勇気がいります。かつて「脇の浦裸祭り」があったころには、若者が夜、この階段を山頂まで駆け上がり、豊漁と航海安全を祈願したといわれます。