前回の記事のつづきです。
山自体が神体山である小嶽山にある白山神社の元宮へいくこととなりました。その理由は、山中で奇怪なことがおこったという伝承があるということ、昔は神事がさかんにおこなわれていたということ…この二つのいわれを知り、白山神社元宮があるという小嶽山山頂はどんな感じの場所なのかいってみたいと思ったからです。
白山神社本殿のそばにある、元宮へとつづく参道入り口です。鳥居がたっています。
場所:福岡県北九州市若松区大字小竹
座標値:33.912808,130.745995
鳥居をくぐって、クモの巣をスティックではらいながら、プラスチック製の階段を山頂までひたすらにのぼっていきます。雑草がきれいにはらわれており、以前きたときと比較し登りやすくなっているように感じます。
途中、おおきな倒木により参道がふさがれていますが、迂回してのぼることができます。
鳥居から10分弱のぼりつづけたら、山頂にある白山神社元宮がみえてきました↓
座標値:33.913342,130.747390
小嶽山山頂には、小さな広場となっており、広場には石祠だけがまつられており、そのほかはなにもありません。
石祠に向かって右側面に文字がかかれています。それ以外の場所には文字などはみられませんでした。
石祠には、昭和六十三年五月吉日、九州電力株式会社、宮司 中山正威、そして氏子とおもわれるかたがたの名が刻まれていました。九州電力の名があるのは、この小嶽山山頂に、ちょうど電線を通すための鉄塔がたてられているためと考えられます。
山全体のふんいきとともに、とても印象深い白山神社元宮でした。