2019年4月7日(日)に鷹取山(福岡県直方市永満寺)に登りました。片道1時間10分ほどかかりました。鷹取山は633mの低山なのですが、途中で危険な箇所があったので、それをメモしつつ、登山の行程を記録してみたいと思います。
↓こちらが全行程のGPSログです。
鳥野神社の北西にある内ヶ磯ダムほとりに、広い駐車場があります。ここに車を停め、鳥野神社境内へと歩をすすめ、境内から登山道へと入ります。登り始めの場所の等高線の状態を確認してみますと、比較的等高線の幅が広い状態から、だんだんと狭くなっていることがわかります。等高線が狭くなっている場所を登りつめると、尾根へとぬけます。
尾根へと抜けるまでの「登りはじめ」の場所で2か所、危険な箇所がありました。その2か所というのが、上の地図の①と②の箇所です。
「①登山道のすぐ横が沢」という場所をみてみます。登山道を登る方向に体を向けているとします。等高線が山の高い方へグニャっとまがっているということは、斜面が右側の沢へと切れ落ちていることがわかります。
↓その箇所の実際の写真がこちらです。下山するときに撮った写真なので、左側が沢となっています。なかなか写真では伝わりにくいですが、沢側への切れ落ちは強く、さらに、地面の状態は小石とさらさらの砂がまじった状態です。
登山道の幅はせまく、さらに登山道自体も沢方向へと傾斜しているのですべりやすいです。登山道から沢まで4-5mほど切れ落ちているので、油断をするとズリズリっと滑り落ちてしまいます。樹々が生えているので、さすがに沢まで滑落することはないと思いますが、なかなかスリリングな道でした。場所によっては2-3m下まで木や竹が生えていない場所もあるので注意を要します。
この場所と同じように、登山道の片側が切れ落ちている箇所があります。「②急斜面を横切る」と表示している箇所です↑ 等高線に沿って歩く形となります。その箇所の写真がこちらです↓
こちらの箇所も、地面に大きな岩などがなく、足がかりが少ないのです。そのために、少しズリっと滑ると、そのまま谷側へ滑落していきそうでした。転ばないよう、斜面側に手をつきながら慎重に歩を進めました。
以上、2か所の要注意点をすぎ、急登を登りきると尾根にでます。尾根にでたら比較的平坦で気持ちのいい道が続きます。
仕事などでストレスがたまり、鬱々とした気分のときでも、登山をするとすっきりとした気分となります。一人行動をすると妻からチクチクと言われるので、休日の日は、家族が起きる前までに家に帰らなければなりません。8時-9時までの制限時間がある登山というのは、ちょっとハードではありますが、今のところ、わたしにとっての一番のストレス解消法です。