日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

下血(げけつ)とは何?血便との違いは?

身近なかたで下血(げけつ)により、入院されたかたがいました。下血の症状が確認されていたにもかかわらず、下血に対する知識がなく、病気をみのがしてしまったので、勉強メモとしてまとめてみます。下血とはなんなのか?今後、どんなことに注意をしてサポートする必要があるのか?

 

下血とは?どういう症状?

便の色が黒くなる

はじめに下血の症状が確認できたのが、トイレのなかでした。便の色が通常の色とは異なり、真っ黒となっていました。黒くねっとりとした特徴のある便で、黒色便(こくしょくべん)あるいはタール便とも呼ばれるそうです。

 

これは便のなかに、消化管から出た血液が混じっている状態だそうですが、どうして真っ赤ではなくて、真っ黒なのか?それは出血の場所が肛門から遠いために、血液の色が変化するためだそうです。

 

血液の色が変化するというのは、どいういうことなのでしょう?それは血液のなかのヘモグロビンが消火液(胃液など)により変化するためなのだそうです。ヘモグロビンが消化液により酸化され変化すると、暗褐色となります参照

 

上部消化管…食道、胃、十二指腸…で起きた出血が下血となります。

 

いっぽう、大腸下部のS状結腸や直腸など、消化管のさいごの箇所でおきた出血だと、消化液の影響が少ないので、血液は真っ赤な状態ででてきます。これが血便といわれます。

 

血圧が低下する

ふだんの生活では血圧が異常におちるということはなかったのですが、負荷のかかる運動をしたあと、ときどき顔面が蒼白となり、目がうつろ会話の反応が遅くなることがありました。たとえば、腹圧がかかるような運動や、座った状態から立ち上がる運動をしたとき、このような症状がでることがありました。

 

特に、食事のあとに顔面蒼白などの症状がおきることがありました。食後におきていたために、起立性低血圧の症状であると、わたしは勘違いをしていました。顔面蒼白…などの症状がおきているにもかかわらず、高いほうの血圧(収縮期血圧)が急激に下がる(20mmHg以上さがる)などという症状はありませんでした。この時点で起立性低血圧とは、ちょっと違うな…ということに気づく必要がありました。

 

起立性(体位性)低血圧は,立位をとった際に生じる過度の血圧低下である。コンセンサスに基づく定義は,20mmHgを上回る収縮期血圧の低下,10mmHgを上回る拡張期血圧の低下,またはその両方である(参照

 

しかし下血による血圧の低下ということを考えると、健康であったときの血圧と、②今(下血しているとき)の血圧を比較する必要があったと考えます。

 

下血は、ちょっとやそっとの消化管の出血ではおきない

数10ml以上の出血が、胃や十二指腸、食道からおきているのが可能性として考えられるそうです。以下にその症状をまとめてみます(参照:幸田 圭史 先生「下血?血便?そのときどうする?」前編(市民公開講座) - YouTube)。

 

500ml(循環血液量の10%)

無症状

 

1200ml(循環血液量の25%)

頻脈、顔面蒼白、乏尿、血圧低下

 

2000ml(循環血液量の40%)

意識障害、血圧高度低下、ショック状態

 

ここまでのまとめ

なんだか最近、血圧が低いな…脈が速いな…顔色が悪いな…ちょっと様子がおかしいなと思っている矢先に、黒色便がでたというようなときに下血を疑う必要があったと思いました。

 

どういう原因で出血がおきていたのか?を調べるとともに、収縮期血圧がそのかたの平常値と比較して、20mmHg以上おちていないか?運動をしていないのに異常に脈が速くなっていないか?おしっこの量が少なくなっていないか?などを、ふだんから気に掛ける必要があると考えます。