五穀神は、日本の神話に登場する神さまで、以下の三神のことを指すそうです。
稚産霊命(わかむすびのみこと)
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
保食神(うけもちのかみ)
写真は、直方市感田(がんだ)の阿高神社境内に祀られている石塔です。「嘉永五壬子歳」と刻まれており、嘉永五年…つまり1852年に作られたことがわかります。
そのときの干支(かんし)が壬子(みずのえね)。
場所:福岡県直方市感田
座標値:33.758144,130.73293
この神社の周辺は昔は田の広がる地域だったらしく、おそらく、この五穀神は田の神様としての役割を担っていたのではないかと推察されます。