日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

ちょっとわかりにくい場所にある香々地町のコウシンさま


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場所:大分県豊後高田市 夷 下坊中
現在地から香々地の庚申塔Google マップ
 
下坊中にある庚申塔
県道653号線からちょっと雑木林に
入ったところに祀られる。
 
ほんとにわかりにくい。
こんなところにコウシンさまがいるの?
という感じ。

↑653号からせまい農道を50メートルほど歩く。
上の写真だと、右方向に農道がのびてます。
 

↑すると石垣が右手に見える。
 

昔、なにか家がたってたのかも。
 
石垣をよじ登ると、ひっそりとこの
コウシンさまがいる↓

これまでみた、どのコウシンさまよりも
柔和な表情をしている。

↓三つの顔と、二本の腕

 コウシンさまのすぐ脇には

板状の石塔がまつられる。

ずいぶん風化がすすんでて

板のまわりは割れてる。

↓この石塔 右側に円がきざまれる。

なんか豊後大野市にあった文字塔のような感じ。

梵字がきざまれてるのかも。

でも判別不可。

↓コウシンさまの足元にも石塔が無造作に置かれてる。

↓コウシンさまのあしもとには

三猿らしきものが刻まれてる。

邪鬼とか鶏はきざまれてない。

このコウシンさまのところまで

登ってくる小道があったり、

↓水路が整備されてたりと…

昔ここに家が建ってたのかな。

庚申塔って、だいたい集落の端っことか

中心部の奥まったところとかにある。

だけど、この庚申塔はどの集落からもけっこう

離れた場所にあった。

それに人がほとんど立ち入らないような

雑木林のなかに。

 

この庚申塔がたてられたときには、

周囲に家が建っていたと考えるのが自然かな。

 

 

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