2022年に30周年となるグリーンパーク
2021年12月12日の日曜日、北九州市のグリーンパークにいってきました。
場所:福岡県北九州市若松区竹並1006
グリーンパーク北ゲート駐車場:Google map
2022年にグリーンパークは30周年となります。グリーンパーク敷地内の花壇では、「30周年」のかたちになるよう花が植えられており、来年にむけての準備がすすんでいるようでした。
グリーンパークの入園料は2021年12月時点で、一般が150円、小・中学生が70円です。
安価なので気軽に行ける場所です。
1991年(平成3年)の9月~11月に開催された「グリーンルネッサンス北九州'91」の会場跡地を利用して1992年(平成4年)に開園したのがグリーンパークです参照。「グリーンルネッサンス北九州'91」へは母親につれられていった思い出が淡くのこっています。暑い時期に汗をかきながら会場をあるきまわったことを思い出します。
いまは無き思い出の「ひびきタワー」
その当時、「ひびきタワー」という高さ110mのタワーがグリーンパークの象徴でした。漫画ドラゴンボールにでてくる「カリン塔」のようなかたちで印象的な建物でした。110mも高さがあるので、2㎞以上はなれた場所からでも、ひびきタワーは確認できていました。わたしは就職などのためにいちど九州から離れました。6年ぶりに九州へもどって「ひびきタワー」をみたとき「なつかしいな」という気持ちをいだいたのを覚えています。しかしその後いつのまにか、ひびきタワーはなくなっていました。調べてみると2009年にひびきタワーの営業は中止され、解体されたようです。
2009年3月15日付の読売新聞によると、営業廃止の理由として利用者数の低迷に伴って年間700万円程度の赤字が発生していたこと、施設が老朽化して改修費用に2億5000万円を要する見込みであることなどが挙げられている。最後の1週間は「さよならキャンペーン」として搭乗が無料になり、最終日の31日は15時からお別れセレモニーが行われた参照。
お気に入りの熱帯生態園
グリーンパークをおとずれたとき、楽しみにしているのが「熱帯生態園」です。子ども、わたしともどもお気に入りの場所です。入園料は2021年12月時点で、一般が350円、小・中学生が200円で、グリーンパーク自体の入場料とは料金が別途なのですが、必ず立ち寄る施設です。
このガラスばりの巨大な建物のなかにカピバラ(水辺にすむ巨大なネズミ)、グリーンイグアナ、ピラニア(肉食の淡水魚)、オニオオハシ(キツツキのなかま)、オオゴマダラ(日本最大のチョウ)などが飼育されているほか、熱帯特有の植物が繁茂しています。ふだん見られない珍しい動植物たちです。
わたしは写真を撮るのに1時間くらいは軽く滞在できそうですが、子どもは、ささっと見て回るのですぐに見学終了となります。そのため熱帯生態園をでるときはいつも名残おしい気持ちになります。
熱帯生態園では、オオゴマダラがあちこちで飛んでいて、生態園を特徴づける昆虫です。
このオオゴマダラ、自己防衛のために身体にアルカロイドという毒をふくんでいます。この毒は、オオゴマダラの餌となるホウライカガミやホライイケマの葉から摂取するようです。オオゴマダラのはっきりとした白黒の模様は、「毒をもっているんだぞ!」と周囲に知らせる警戒色です。そのはっきりとした警戒色に、やっぱり惹きつけられてしまいます。