場所:福岡県朝倉市古賀
座標値:33.411538,130.676601
この立派な大楠(おおくす)は、朝倉市古賀の松尾神社境内に鎮座しています。朝倉市の松尾神社は、もともと、京都にある松尾大社の分霊をまつっています。【京都松尾神社→熊本県山鹿市菊鹿町木野の城野松尾神社→朝倉市古賀の松尾神社】というふうにご神体が移ってこられました参照。神様の依代(よりしろ)として、この大楠が選ばれたということです。
本樹は松尾神社の建立にかかわりを持つ。大同二年(807)、醸造神である京都松尾神社参照が肥後国に分霊された。それを元和二年(1616)、筑前・豊前両国の崇敬者の懇請により、当地に遷座された。なお、当地が建立地とされたのは、大楠樹がある地を選んだためだという。
[規模]
胸高周囲8.1m
樹高 35.0m
枝張り東西40.0m
南北45.0m
(参照:案内板)