日本文化に関する書籍類を読んでいて、鹿児島県の奄美大島(あまみおおしま)で、『鶏飯(けいはん)』という郷土料理があるということを知りました。鶏飯は、鹿児島県の奄美大島を中心とした地域でつくられる料理です参照。
鶏のスープとパパイア漬けとの微妙な旨みバランスの鶏飯、そしてやぎ汁の醸す濃厚な個性、その食感はロックでのどを通した黒糖焼酎の爽やかさとともに記憶の底に、いまでも焼きついている(参照:『九州・沖縄 食文化の十字路(豊田謙二著)』P.60)
鶏飯は、白ご飯のうえに、ほぐした鶏肉やパパイヤ漬けなどの具を置き、鶏ガラスープをかけています。お茶漬けのような感じでしょうか。
パパイヤ漬けというのも、はじめてきく料理ですが、奄美大島や沖縄でつくられている料理なのだそう参照。妻にきいてみると、パパイヤ漬けを食べたことがあるそうです。パパイヤを青い段階で、醤油や味噌で漬けるため、私の想像とは異なり甘くはないとのこと。パパイヤの未熟果は、果物というよりも野菜として調理するため参照、鶏飯でも漬物という感じで添えられるのでしょう。
鶏飯の写真がきれいに写されているツイッター投稿をピックアップさせていただきました↓
鶏飯@けいはんひさ倉
— kennaoko (@kennaoko_sarari) August 14, 2021
初✨鶏飯🐓本土は大雨ですが、一昨日から奄美大島に脱出してまして🌞あっさりしてるように見えますが、スープはしっかりめの鶏出汁。サラサラとお茶漬けのように、いくらでもイケるクチ。ただ、滞在中お昼はいろんな鶏飯のお店を回ろうとしてましたが‥。鶏飯はもう満足したかな😅 pic.twitter.com/8rq40r8Ijn
鶏飯は、奄美大島までいかなくても、『鶏飯 鹿児島県で食べられる場所』というキーワードで調べると、九州本土の鹿児島市内でも食べさせてくれるお店があるようなので、鹿児島市へいったさいには、ぜひ試してみたいと思いました。