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福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

池に浮かぶ神社 福岡県北九州市若松区頓田

場所:福岡県北九州市若松区頓田

座標値:33.908744,130.730201

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北九州市若松区に”頓田(とんだ)貯水池”というおおきな池があります。わたしがまだ小学生だったころ、この池でも魚つりは禁止ではなく、日曜日なんかにはたくさんの釣り人がいた記憶があります。

 

頓田貯水池がひとがつくった池だと、わたしが知ったのは最近のことです。1952年(昭和27年)に第一頓田貯水池が完成。1968年(昭和43年)に第二頓田貯水池が完成しました。(参照:『おもしろ地名北九州事典(瀬川負太郎著)』P.264)

 

この第二頓田貯水池の南端部に、ぽつんと小島がうかんでいます。この小島は「頓田神社」が鎮座しています。写真をよくみてみても、石祠がまつられているのが確認することができます。

 

頓田貯水池が池になる前、この写真ふきんには水田がひろがっていたようです。”頓田(とんだ)”という地名になった由来が『おもしろ地名北九州事典(瀬川負太郎著)』P.264に紹介されていますが、その由来のひとつに、飛田から転化したというものがあります。水田がとびとびにつくられていたから…というものです。

 

今昔マップを確認してみると、冒頭の写真の場所はもともとは丘陵地のいっかくで神社などなにもなかったようです。ということは、頓田貯水池ができてから、この場所がたまたま小島となり、そこに頓田神社をまつったと考えられます。

 

いっぽう、頓田神社から北東へ約400m地点(33.910876,130.733598)に「日吉神社」が鎮座しています。この神社は頓田貯水池ができるずっと以前から頓田のなかにあったようです。

 

頓田貯水池の水の底はむかしは水田で、貯水池にちょこちょこと浮かんでいる島々は丘陵地の比較的たかい部分だったのですね。夜の頓田貯水池で、むかしの風景を想像してみました。

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