福岡県八幡西区に木屋瀬(こやのせ)という地区があり、ここは昔、長崎街道の宿場町でした。その木屋瀬宿の一画に「愛宕山(あたごやま)護国院(ごこくいん)」という小さなお堂が建てられています。このお堂には不動明王様が祀られています。
愛宕山護国院は、長崎街道沿いにあります。このお堂は、1493年に建てられました。建てられた目的は、当時流行していた火災や病気をおさめるためです(参照)。
護国院の境内は、ほんとに狭く、その狭い境内に所狭しと石灯籠や石仏などが祀られています。その祀られているもののなかに、庚申塔を見つけることができました。
庚申塔には建立年月などは刻まれておらず、「庚申尊天」とのみ刻まれていました。
ネット上で、この庚申塔について書かれているサイトを参照してみても(参照)、やはり建立年の記銘は確認できないようです。
場所:福岡県北九州市八幡西区木屋瀬4丁目
座標値:33.777493,130.720725