『若宮町誌(下)』に「信仰」という章(第6章)があり、このなかに信仰的な講として甲子講(きのえねこう)という集まりが紹介されていました(P942)。干支(かんし)の、甲子の夜に集まって大黒さまを祭る講なのだそうです。
https://kotobank.jp/word/%E7%94%B2%E5%AD%90%E5%A4%A7%E9%BB%92-242226
上のサイト(コトバンク)では、大黒さまがネズミに危難から救ってもらった、と紹介されています。そういう伝承があるのですね。宮若市黒丸の清水という地区では大黒様の前に白ネズミを書いた掛け軸をかけ、庚申講の五日後に甲子講をひらいていたのだそうです。