安心院(あじむ)町 妻垣神社(つまがきじんじゃ)にある庚申塔です。
訪れたこの日は初夏の陽気でした。
妻垣神社の境内に車を停め、
あるいて庚申塔のある安心院の共同墓地へ行きます。
場所:大分県宇佐市安心院町妻垣203
現在地から妻垣神社の庚申塔:Google マップ
↓ちいさな鳥居をくぐると広い原っぱにでます。
強い日差しがそそぐ広い草はらは、
小学生のころ見たような、なつかしい夏の景色みたい。
↑ここは、妻垣神社(つまがきじんじゃ)の裏っかわ。
原っぱをつっきると、樹々に囲まれた共同墓地に着きます。
日清戦争、日露戦争、太平洋戦争で亡くなったかたたちを
慰霊する目的でつくられた場所です。
共同墓地がつくられた当時はこんなに樹々はうっそうとしてなく
安心院の平野がみおろせる見通しのいい場所だったようです。
この共同墓地から北側へすこしはずれた場所に
石塔群が祀られてるのが見えます。
こっちは草ぼうぼうで、膝まである草むらのなかを
ワシワシとあるいて行きます。
人が入ったような踏み跡はありませんでした。
一本の木の根元にコウシンさまは祀られてます。
↓庚申塔の裏側
↓庚申塔から共同墓地方向をながめる
コウシンさまを渡り歩いてるのが
どうしてこんなにおもしろいのか?
こうやって、いままでいかなかったような場所に
足を運んで、これまで知らないその土地の歴史を知る。
足を運んで得た情報をすこし深く掘り下げていく。
すると、ふだん見慣れた景色や、慣れきってしまってる”日常”が
”非日常”に変わる。
こんなこともコウシンさまを探す魅力のひとつなんだと
最近感じてます。