座標値:33.693220,130.772422
『「庚申信仰」小花波平六 編 民衆宗教史叢書⑰』のP219に紹介されていた興玉神祭壇と刻まれた珍しい庚申塔です。この庚申塔が祀られているのは若八幡神社の境内で、ここへは二度目の訪問です。
以前、この場所へ訪れたときは、これら石塔群↓は若八幡神社本殿の横にすべて地面に寝かされた状態となっていました。おそらく若八幡神社境内にある、もうひとつの神社である恵比須神社の改修工事中であったため、一時的に寝かされ保管されていたのだと思います。
現在は、写真のように恵比須神社の後ろ側に綺麗に並べられ、祀られていました。
↓庚申塔に向かって右側面に「安永三 甲午 二?」と刻まれており、西暦1774年の建立ということがわかります。
今回の庚申塔も「福岡県の庚申塔(マイマップ)」に登録しています。