2022年7月7日。「天の川を見てみたい」という、子どもと一緒に、夜空を見に、近場のできるだけ暗い場所へいってみました。薄曇りで月も出ていましたし、周囲からの町の灯りも明るいため、天の川どころか比較的明るい星をみることもできませんでした。
ただ、九州の北側に広がる響灘(ひびきなだ)沖合に漁火が並んでいました。とても美しく幻想的な風景でした。
F値を絞ったり、広げたりしていろいろな設定で漁火をとりました。一見したときの幻想的な感覚が写真のなかにこめられているなぁと感じるのは、F値を開いた1.8の設定でした。光が夜空いっぱいに広がっているように見えます。上の写真は、F値をめいっぱいに広げて1.8設定で、5.1秒間シャッターを開けて撮りました。
肉眼で星をみることはできませんでしたが、カメラではなんとか微弱な光をとらえることができました。撮った写真を拡大してみてみると、「こんなにもたくさんの星があるのか」と改めて感動します。
場所:福岡県遠賀郡芦屋町大字山鹿