『北九州の史跡探訪』P.93で、「紫川起点碑」というものが紹介されています。
頂吉(かぐめよし)の ます渕ダム奥の大河内橋袂にこの碑がある。ここを起点に紫川は16キロを流れ小倉市街を貫流し、流域をうるおし風光をそえ、街を育てた市民のオアシスである。
紫川起点碑をさがして、この地を何度か訪れていたのですが、なかなか見つけることができませんでした。今回の訪問で、やっと、みつけることができました。
起点碑は、下の写真のように草に覆われ、かつ、この地点周辺には、よく川遊びにこられた方たちが車を駐車しているため、その車の陰にもなっていたから、みつけにくかったと考えられます。
碑は紫川に架かる「紫川橋」のすぐ近くにたてられています。碑には「紫川起点」と刻まれています。
場所:福岡県北九州市小倉南区頂吉
座標値:33.739789,130.844068
紫川橋から、紫川をみおろします。このあたりは、このような清流となっているので、夏の休日などは、たくさんのかたが川遊びを楽しまれているようです。そのため、駐車スペースに困ると思われます。わたしは、紫川橋から県道258号線を北へ560mほどいった場所にある、路肩に車を停めさせてもらいました。駐禁の看板はでていません。
もし平日であれば、人は少ないので、紫川橋を渡ってすぐ(橋の西側)に車一台分の駐車スペースがあるので、ここに車を停められます。
橋-西側-1台分の駐車スペース
座標値:33.739719,130.843855(google map)
紫川起点碑から県道258号線沿いに、約110mいくと「やまのかみばし」があり、このふきんから紫川へと下りる小道があります。川のそばにおりることで、紫川始点の風景をたのしむことができます。