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福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

遠賀川流域で朝霧がみられやすい理由 福岡県直方市

六ヶ岳(福岡県鞍手郡・宮若:338.9m)からは朝霧にしずむ街がよくみられます。

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遠賀川、犬鳴川、彦山川など複数の川からしょうじる湿気が朝霧をつくっているのではないかと考えられます。遠賀川流域の朝霧は、晩秋~初春(はつはる)にかけて発生しやすいとのことです(参照:『PDF:遠賀川中流・犬鳴川圏域河川整備計画』P.14)

 

下の地図をみると川の周囲が浅い谷のようになっているので、ここに湿気がながれてきやすいようです。遠賀川流域は、6500万年前から現在までの間、土砂・礫(れき)・粘土がつみかさなってできているので、地図のように比較的たいらな地形がひろがっていることがわかります。河川流域で発生した霧がちらばらず、この平地にとどまるために、朝霧のたちこめる美しい景色がみられます。

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いっぽう、↓下の写真は奈良市にある若草山山頂から眺めた奈良盆地です。2008年に撮りました。若草山(奈良市:341.8m)も、六ヶ岳と同じくらいの標高で眼下に街がひろがります。

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しかし奈良の街が朝霧にしずむ画像がないか調べてみてもあまりみつかりません。

 

奈良盆地は、東西に約15㎞、南北に約30㎞という面積をもつおおきな盆地です。若草山からの景色と、六ヶ岳からの景色はおなじようにみえますが、奈良盆地は山にかこまれる平地がとても広いので、湿気が盆地にたまるということがあまりないのかもしれません。

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