日本三大カルストと呼ばれる福岡県にある平尾台(ひらおだい)。平尾台は大部分が石灰岩でできている標高300~700mの”カルスト台地”です。そんな珍しい台地のうえに小さな集落があります。
この平尾台の集落にも庚申塔をみつけることができました↓
場所:福岡県北九州市小倉南区平尾台
座標値:33.758727,130.896387
民家の一角、大きな樹の下に庚申塔が祀られていました。「猿田彦大神」と中央に刻まれ、その両側に「天保五 午」「二月下旬」という文字が確認できます。天保五年は1834年です。
周囲は牧歌的な風景がひろがっています。草原では山羊が草を食んでいました。
この場所から東へ500mほど進むと↓下のような石灰岩がむきだしの絶景がひろがります。平尾台集落は山の上の小さな集落なので、まさかここで庚申塔にであえるとは思いませんでした。