日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

唐津市相知町で最古の磨崖仏 立石(たついし)磨崖仏

佐賀県唐津市にある立石(たついし)磨崖仏を訪ねてみました。佐賀県にある磨崖仏では立石磨崖仏は、鵜殿磨崖仏と並んで美しく印象的な石仏でした。

 

無料で配布されている「ウォーキングまっぷ 野仏に癒やしを求めて唐津市相知町をフットパス」を拝見し、知ることができました。 

 

場所:佐賀県唐津市相知町相知

座標値:33.339437,130.010479

 

立石磨崖仏は、巨大な岩壁に三尊の石仏が刻まれていました。訪れたのは夕方だったので、竹林からこぼれてくる夕方の光が石仏にそそぎ、やさしい雰囲気が漂います。

↑こちらの写真は三尊のうち、岩壁に向かって右二尊を映したものです。写真の左側に写っている石仏が阿弥陀如来坐像です。案内板に詳しい説明が紹介されています。

 

偏袒右肩(へんたんうけん)に衣を着け、弥陀定印を結んで蓮台に坐している。大きさも像容も隣の観音立像とバランスをとって彫られ、同時の彫出である。蓮弁は古式な葺寄式で、藤原時代の容像である。(参照:案内板)

 

↓こちらが三尊のうち、一番右側にある【十一面をいただき合掌する観音像】です。三尊のうち、唯一の立像です。

こちらの像についても案内板に紹介されています。

 

肩に垂髪を垂らし、胸前で合掌する姿をとった千手観音像であろう。千手観音はたくさんの手を持つのが通形であるが、本尊は二臂であるところに特色がある。この姿は、のちの鵜殿石仏の像容にひきつがれていると考えられる。(参照:案内板)

 

 

最後に、こちら↓が三尊のうち、岩壁に向かって一番左側に刻まれる【薬師如来像】です。

 

前の2仏よりひと回り大きく、首は短く、両肩とも異様に隆起していて、膝前の大きさに比べると両手も薬壷も小さく、バランスのとれた像容とは言いがたい。前の仏より少し後の平安時代末期に彫られたと考えられる。(参照:案内板)

 

立石磨崖仏への道は、佐賀県道259号線から農道に入り2~3分ほど走った場所に、入口があります。その入口ふきんに車が5~6台駐車できる広いスペースがあります(座標値:33.340770,130.010179)。

 

そこから歩いて山道へと入ります。

 

山道を5分ほど歩くと、立石磨崖仏へと上がる階段が見えてきます↓

階段をあがると、上部分がずいっと迫り出した岩壁が出迎えてくれます↓

 航空写真を見ると、立石磨崖仏のすぐ裏側には住宅街があるのですが、そんなことを感じさせない、ひっそりと静かな場所でした。