先日、長崎県の雲仙市へ行って、雲仙岳(うんぜんだけ)へ車で登りました。山の斜面一面に生える背の低い笹が日の光を受け、なんとも美しかったです。
地図:Google マップ
↓そしてこちらが平成2年から噴火を繰り返しできあがった平成新山。
↓標高1064mでは、平地と比較して気圧も低くなり、パンの袋もグッと膨らんでいます。
平成2年から平成7年まで続いた雲仙岳の噴火は、ぼくの記憶にはしっかり刻まれていますが、もう20年以上も前のことなんですね。
↑こちらは土石流に襲われた旧大野木場小学校(おおのこばしょうがっこう)の運動場に設置されていた看板ですが、この写真のイメージが頭に焼き付いています。当時、なにかの雑誌で見た記憶があります。この写真に写っている人たちは助かったんだろうか?などと子どもなりに思っていました。
↑その木場小学校も、いまではこのようになっています。火砕流の灼熱により校舎内の壁は黒く焦げています。
地図:Google マップ
↓こちらは道の駅「みずなし本陣ふかえ」にある「土石流被災家屋保存公園」。土石流により被災した家屋がそのままの形で保存されています。
地図:Google マップ
長崎県に行く機会がほとんどなかったので、20年以上も経っているとはいえ火砕流や土石流により被災した状態を目の当たりにするのはこれが初めてでした。