日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、庚申塔を中心に史跡を巡っています。主な行動範囲は九州北部。Nikon D750とSONY NEX-C3を使って史跡の魅力を写真でおさめられたら…と試行錯誤しています。

広告

大分県 玖珠町綾垣の庚申塔

大分県玖珠町を車で周っていると、ひと集落に1基と言っていいほどの割合で、庚申塔を見つけることができます。

 

場所:大分県玖珠郡 玖珠町 綾垣

座標:33.2938812、131.1319284
f:id:regenerationderhydra:20171231193136j:image

この綾垣(あやがき)の庚申塔も、そのひとつ。

 

正面には「庚申尊天」と刻まれます。
f:id:regenerationderhydra:20171231193210j:image

 庚申塔に向かって左側の面に「恭綾垣組講中」と刻まれます。ちょっと文字が読みにくいので、全て合っているのかわかりません。
f:id:regenerationderhydra:20171231193235j:image

頭文字の「恭」がかすれて読みにくく、もしかしたら他の文字かも。

 
f:id:regenerationderhydra:20171231193254j:image

庚申塔に向かって右側の面には、「文政十三庚寅年三月」と刻まれます。文政十三年を西暦に直すと1830年

 

文政十三年を干支(えと)で言うと「庚寅」。だから、簡単に言うと「文政十三庚寅年三月」は1830年の3月に造られた、という意味のようです。

 

それにしても玖珠の庚申塔は、かなりの割合で「く」の字になっています。どうしてなのでしょうか?

 

地元のかたの話によると、「腰がまがってきた人のことを、あんひとはコウシンさまのようと昔は言ってた」とのことです。

 

もしかしたら、玖珠の人たちにとってのコウシンさまは、神々しい感じの神様ではなく、腰を曲げている、ちょっと謙虚な感じの神様なのかもしれません。