福岡県北九州市、門司港のイルミネーションを見に行った帰り。晩ごはんを食べていなかったので、どこか立ち寄れるお店はないか探していました。門司港レトロ内は、たくさんのカップルでにぎわっていますので、小さな子ども連れでも、落ち着いて食べられる場所はないか…
門司港から歩いて5分ほど。ほんとすぐ近くに栄町銀天街があって、そのなかに今回行ったレストラン「ニューラッキー」があります。シャッター街という感じの栄町銀天街なので、夜7時をすぎると、人通りはまばら。
妻は、このお店の昔風の店構えが気になったよう。ガラス越しに見る店内は、静かで広そうだったので、ここにお邪魔することにしました。
地図:Google マップ
店内に入ると、テーブルにひとつひとつに白いクロスが掛けられ高級感が漂うのでちょっと躊躇しましたが、店員さんから子ども用の椅子を用意していただいたので、ひと安心。
子どもが小さいと、ファミリーレストランや、ラーメン屋さんなど他のひとにできるだけ気を使わない店に入ることが多く、こういったレストランに入るのは久しぶりです。笑顔で対応してくれる店員さんのやさしさがありがたいです。
門司港ということで、まだ食べたことがなかった名物の焼カレーを食べてみることにしました。焼カレーについて調べてみると、初めて焼カレーが作られたのは、昭和30年代のころ。同じ銀天街にあった山田屋という和食屋さんが考案したんだそうです。
土鍋にカレーをいれグラタン・ドリア風にオーブンで焼いたところ、実に香ばしく、美味しく仕上がったので、のちに店のメニューとして出し、好評であったという逸話が残っている。焼きカレー - Wikipedia
↑こちらが「ニューラッキー」さんの焼カレー。小さなサラダがついてきて980円です。皿がちょっと焦げているところを見ると、いちどカレーを盛ったところにチーズをのせ、オーブンに入れて焼き上げているようです。
注文から焼カレーがでてくるまで10分弱かかっていたので、注文を受けてからオーブンで焼くようですね。↓ほんとにチーズがトロトロで香りも濃厚です。カレールー自体は辛くなくて、子どもにも安心して分けることができました。カレーの風味はあるけど、チーズのまろやかさが足されるので、感覚的にはビーフシチューくらいの刺激度でした。
↓ゴロっと大き目のビーフはもちろんやわらかい。
↓カレーのまんなかには、半熟の卵がチーズの下に隠されていて、これをつぶすとさらにまろやかさが増します。
お店のいい雰囲気も含めて、はじめて食べる焼カレーは記憶に残る味でした。
ちなみに↓こちらは妻がたのんだビーフカレー、700円。盛られているお皿がいい雰囲気を醸し出しています。