日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、九州北部を中心にNikon D750をメイン機として史跡を撮っています。詳しい撮影場所は各記事に座標値として載せていますので、座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで撮影場所が表示されます。参考にされてください。

『とらや』のたこ焼きと茂兵衛まんじゅう 北九州市若松区

北九州市若松区にある老舗の回転まんじゅう屋さん『とらや』。わたしが子どものころから『とらや』の回転まんじゅうと、たこ焼きのお世話になってきました。

場所:福岡県北九州市若松区本町3丁目8−18

座標値:33.902019,130.806321

 

北九州市若松区にある若松駅から約80mほど北へ進んだところに「とらや」があります。国道199号線と国道495号線の大きな交差点の一角で昔からあるお店です。どれくらい昔から開店しているのか調べてみると、Rettyというサイトの投稿では「大正12年創業」、食べログの投稿では「昭和28年創業」という情報が載っていました。

2016年10月16日毎日新聞で「とらや」新装開店の記事が掲載されており、その記事のなかでは、”創業100年近くになる回転まんじゅう屋「とらや」の若松駅前店が新装開店した”と紹介されていたので、Rettyの投稿の大正12年(1923年)創業が正しい情報と考えられます。ということは2018-1923=95で、なんと『とらや』は95年の歴史があるようです。

 

 

『とらや』で「茂兵衛まんじゅう」という呼び名で売られている回転まんじゅうですが、地域によっては「蜂来(ほうらい)まんじゅう」とか「大判焼」とか「今川焼」という名前で売られています。「茂兵衛まんじゅう」は『とらや』創業者の茂兵衛(もへえ)氏の名前から採られました

 

『とらや』の茂兵衛まんじゅう(1個90円)は、他の店で売られている回転まんじゅうとは異なり、皮が薄くて形が「くにゃっ」と変わりやすいです。だから冷えても外側の生地がモサモサになりにくくて、おいしく食べられます。冷えてもおいしいけど、アツアツのときのほうがもちろんおいしいです。

この生地は卵や乳製品を使っておらず、皮もあんも創業当時から変わらない味です(毎日新聞 2016年10月16日 地方版)。そのためなのか、あんに関しては今どきの「甘さひかえめ」という感じではなくコッテコテの甘さです。でもこれがおいしいのです。わたしの好きな白あんのまんじゅうのほうは、多い砂糖のためか、あんがあめ色になっています。 

『とらや』創業当時の大正時代も、若松は炭坑の町として栄えていたと思うので、この甘さが当時の労働者の人気を呼んでいたのでしょうね。今でも茂兵衛まんじゅうのおいしさは人を呼んでいます。

 

 茂兵衛まんじゅうとともに『とらや』で忘れてはならないのが、たこ焼きです。たこやきは7個入り(170円)と15個入り(350円)があり、さらにソース味としょうゆ味がああります。

 

こちらがソース味

こちらがしょうゆ味

どちらもおいしいのですが、個人的にはしょうゆ味のほうが、外側の皮部分がカリっとしていて好きです。しょうゆ味は見た目薄味のようですが、皮と中の生地にしっかりと濃いめの味がついています。中の生地はトロっとしていて、カリっトロっという絶妙の食感です。このカリっトロっの食感が何度でも食べたくなる理由のひとつなのでしょう。

 

ソースは甘めなので、塩辛い生地の味とソースの甘さとのコントラストが楽しめます。 

 

 

お店外観の写真をもう一度あげてみます。こちらの写真を見てもわかるように、雨のなかでもお客さんはぼちぼちと来られていました。「まんじゅう白黒1個ずつね!」と、まんじゅうだけを買って帰る常連さんらしいかたもいました。まんじゅうだけの注文だと待たずにすぐ買えるようですね。『とらや』は、いつまでも続いてほしいお店のひとつです。