福岡県の芦屋町にある岡湊神社。いまの時期、こんな景色になってます。参道に、植えられている樹に、白いもやもやっとした花が咲き誇っています。
場所:福岡県遠賀郡芦屋町船頭町11−21
地図:Google Maps
これ、通称「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれてます。「なんじゃもんじゃの木」について、詳しいことがわからないのでググってみると、正式名はヒトツバタゴというそうです。漢字だと、一つ葉田子。モクセイ科という科に属する植物。
モクセイ科のトリネコが、たくさんの葉をつけるのに対して…
この「なんじゃもんじゃ」は、ひとつの葉しかもたないことから、ヒトツバタゴというそう。でも、なんで「なんじゃもんじゃ」?
どうも、こういう奇怪な形が珍しいので、愛称として「何じょう物じゃ(なんというものか)」と呼ばれるようになったんだそう。地方によっては、このヒトツバタゴ以外にも「なんじゃもんじゃ」と呼ばれる樹があるので、ちょっとややこしい。例えば、クスノキ、ボダイジュ(菩提樹)など…
参照:明治神宮-Q&A-
なんじゃもんじゃの木に圧倒されて、ちょっと窮屈そうな狛犬
ちなみに、芦屋町の岡湊神社(おかみなとじんじゃ)では、毎年4月下旬から5月上旬まで、境内に植えられている「なんじゃもんじゃ」が満開となります。それに合わせて、夜間のライトアップもあるそうです。
これは、ぜひ見に行かないと。岡湊神社の珍花「なんじゃもんじゃ」 - 芦屋町