日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

日常のなかの宝探し @北九州市若松区

北九州市にある若松区は、今となっては小さな街ですが、石炭が使われてた時代には、日本有数の”景気のいい町”として知られていました。若松は石炭の積み出し港として発展したのだそうですよ。

 

北九州を歩いていると、ときどき、石炭がエネルギーとして使われてた時代の名残がみられます。若松区の、この弁財天上陸場も、石炭時代の名残のひとつです。

弁財天上陸場ってなに?

石炭の積み出しのために港湾で働いていた人たちが、船に乗り降りしていた場所が、この弁財天上陸場なのだそうです。

上陸場が造られたのが大正6年頃。大正6年というと1917年だから、いまから99年前です。

 

この付近は用事があって、ときどき通っていたのですが、弁財天上陸場の存在は知りませんでした。こういった史跡をぼくが、日頃、探していることを知っている妻に教えてもらいました。

 

上陸場の両側にある常夜灯は、それから4年後の大正10年に、地元の人たちによってつくられました。

ちょっと見にくいですが、土台に大正10年の刻印がされていますね。

 

まとめ

生活のなかに埋もれている、こういった史跡を見つけるのは、なかなか楽しいものです。 情報源は、図書館の郷土本が主ですが、クチコミによるものもけっこう大事です。