自然石をつかっていて
「庚申尊天」とだけ刻まれてて
とてもシンプルなデザイン。
文字塔ですね。
場所:大分県豊後高田市佐野
現在地から「佐野の文字庚申塔」:Google マップ
こちらの庚申塔(こうしんとう)は↑こんな感じで
保育園のすぐ隣にあって、「保育園の敷地内に
はいらないといけないのかな…」と内心不安に
思いながら行きました。
実際は保育園のとなり…
小高い丘のうえに「安東翁」というかたの
碑のそばに祀られてました。
この庚申塔がまつられている場所周囲には
そのほかに、祠やお地蔵さまもまつられてて、
しかもちょっとした高台。
河内(かわち)集落全体を一望できる場所でもあります。
この庚申塔に刻まれてる「尊天」という文字…
「毘沙門天」「千手観世音」「護法魔王尊」これら
三神を総称して「尊天」と呼びます。
神さまをあがめるための庚申塔…というよりも、
よそから災いが侵入してこないようにらみをきかせている、
おそらく道祖神的なおもいがこめられた庚申塔なのかも
しれませんね。