日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

片頭痛ってほんとにつらいけど うまくつきあって山登りをする

ぼくは片頭痛もちです。よく、仕事中なんかに頭痛がして、ひどいときには嘔吐するまでにもなります。

 

頭痛時の嘔吐はつらくて、吐いたからといって気分の悪さは解消せず、ひどいときには数分後にまた吐くということもあります。(そんなときは、涼しくて暗い場所で寝るしかないのです)

 

だから、鎮痛剤は常備薬。頭痛がおきそうになったら、すぐに服薬します。

 

登山のときは、山の高さや険しさにかかわらず、毎回のように頭痛に悩まされていました。その原因がよくわからなかったので、対処方法を探ってみました。(由布岳登山時の写真を掲載しながら)

 

手から広がる「コリ」は侮れない 手の緊張をほぐしながら登る

肩が凝ったときに頭痛になりがちなので、いつもこまめにザックを下して、肩をほぐしていましたが、これでもやっぱり頭痛は毎回のように起こります。最近、気づいたのが、手のひらと、前腕部分の凝りが肩→首→頭まできているのだということ。

 

登りのときによく使う手は緊張してしまいがち。利き手は特によく使うためか、コリは強いです。登りながらでもいいので、手のひら(母指球)や前腕部を意識してほぐしながら登るようにしました↓

登っていると足元に注意が行き過ぎるので、両手がついつい”ダラん”とさがったままになってしまいます。意識的に手のひらをグーパーグーパーしたり、肘の曲げ伸ばしをしたりするのも、緊張緩和にはいいように感じます。

 

これまでどおり、休憩のときには小まめにザックを下ろして、肩と背中のこわばりをほぐすようにしています。

 

肩の負担を軽くする

ザックの腰ベルトをあなどってました。腰ベルトがあるザックを新調して、このベルトをしっかり締めると、「こんなにも肩が楽になるのか!」と感動しました。腰にザックの重みを分散させます。

 

 

あせらない

「山頂で朝日が見たい」とか、「誰よりも速く登りたい」という焦り(雑念)が、気持ちに負担をかけているようです。速く登っても、遅く登っても山は逃げない…と言い聞かせて気持ちを落ち着かせます。

 

仕事中の頭痛も過度な焦りや緊張からきているようです。気持ちを落ち着かせるのがいいのはわかってるけど、そんな簡単にいかないのが辛いところ。でも、ひとまずはこんな方法で気持ちを落ち着かせてます。


不眠ストレス緊張撃退 1日15分!脳の簡単トレ : ためしてガッテン - NHK

 

要は、目の前の「やらなくてはならないこと」に意識を集中しすぎず、イメージを使って別のところへ意識を分散させるということ。

 

水不足が頭痛を悪化させてる 小まめな水分補給

 汗かき体質なので、とにかく登山中は大量の汗をかきます。水をのむごとにペットボトルを取り出すのはおっくうなので、自然と水を飲まなくなってしまいがち。だから、↑上の写真のようなハイドレーションシステムは本当に重宝します。この道具を考案してくれた方に感謝です。

 

まとめ

  1. 手のコリをほぐしながら登る
  2. 肩への負担を減らす
  3. あせらない
  4. 小まめな水分補給

以上の4つのことに注意しながら登ると、頭痛の頻度はかなり少なくなりました。それでも痛くなったら、無理せず、すぐに下山するようにします。仕事のときの片頭痛にも活用しています。