たくさん咲いているホトケノザのちかくに咲いていました。ホトケノザの葉はギザギザの丸、ヒメオドリコソウの葉はスペード型です。
本州を中心に分布しているようです。とても小さな、ややうす紫色の花がかわいらしいです。
被子植物門
双子葉植物綱
シソ目
シソ科
オドリコソウ属
花期:3〜5月
場所:福岡県遠賀郡芦屋町山鹿
座標値:33.9021950,130.6642614
たくさん咲いているホトケノザのちかくに咲いていました。ホトケノザの葉はギザギザの丸、ヒメオドリコソウの葉はスペード型です。
本州を中心に分布しているようです。とても小さな、ややうす紫色の花がかわいらしいです。
被子植物門
双子葉植物綱
シソ目
シソ科
オドリコソウ属
花期:3〜5月
場所:福岡県遠賀郡芦屋町山鹿
座標値:33.9021950,130.6642614
風より高い確率で花粉を同種の雌しべまで運んでくれるのが昆虫。植物はお礼においしい蜜を昆虫にわける。昆虫にたくさん来てもらうために、花はきらびやかに咲く。
巧妙なしくみができあがっていて、自然観察はおもしろいです。
場所:山口県下関市豊浦町大字川棚
座標値:34.1390023,130.9383316
福岡県宗像市にある「さつき松原」という、【幅1km 長さ5.5km】にわたって続く松原があります。ここに2020年3月14日時点で、ムラサキ色の美しい花畑ができていました。
場所:福岡県宗像市上八
座標値:33.869669,130.527449
花弁が4枚で、茎の先につぼみが群れをなすようについており、菜の花のようなかたちで花を咲かせています。小さなムラサキ色の花が、茎の先にぽつぽつと咲いているので、まるで線香花火のような感じです。茎の先端に多くの花が咲いているのですが、茎の途中でも枝分かれし、ここからも花が数輪さいています。
花の名前を「花弁4枚 紫色」などのキーワードでしらべてみても、なかなかこれっぽい花はみつかりません。Google 画像検索で花の画像を直接アップロードして検索してみるのですが、これでもまたしっくりくるものがヒットしません。
そこで、やっぱり頼りはスマホアプリの「グーグルレンズ」です。グーグルレンズで検索してみると、でてきました。「オオアラセイトウ」という花の名前です。グーグルレンズは、風が強い場所などで撮った植物がブレた状態の写真では、正確に認識できないようなので注意が必要です。
門 : 被子植物門
綱 : 双子葉植物綱
目 : アブラナ目
科 : アブラナ科
属 : オオアラセイトウ属
種 : オオアラセイトウ
オオアラセイトウ特徴を整理してみると以下のようになります。Wikipedia-オオアラセイトウ
・根生葉と茎下部の葉は羽状深裂している
【根生葉(こんせいよう)】地上茎の基部についた葉のこと
【羽状深裂(うじょうしんれつ)】深くきれこみが入っている
→つまり地下茎についた葉っぱはギザギザになっている
・薄紫色の花弁には細い紋様がある
・花弁は4枚が十字状に付く
・長さは各1-2cm程度
・2月頃から成長を始め、3月から5月にかけて開花
・群生して開花する様はなかなか美しい
・種子からはアブラナと同様に油を採取することもある
オオアラセイトウの見かけはなんとなく「アブラナ(菜の花)」っぽいなと感じます。調べてみると、やっぱりアブラナの仲間ということがわかりました。背はひくいけれど紫色の菜の花ですね。
座標値【33.869616,130.527173】の地点では、ちょっとした丘陵の斜面にオオアラセイトウの群落ができています。この丘の向こう側には玄界灘がひろがっています。
さつき松原内の、オオアラセイトウの群落には、座標値【33.871746,130.528019】地点の無料駐車場からが近いです。松原内に駐車場から群落まで遊歩道があります。
冬の鉢植え鑑賞花であるシクラメン。2ヶ月以上という長い間きれいな花を咲かせてくれています。でもそろそろ花の時期も終わりに近づいています。花期は10~3月。
蓮、タンポポ、チューリップとおなじように地中からじかに花のクキがのびてきます。このやわらかく溶けるような桃色がうつくしいです。
自宅で三脚を立てて、いろんな角度からLEDライトで光をあてながら写真をとってみました。わずかな光の角度で花の表情がずいぶんとちがってくることがわかり、室内での撮影にもおもしろみを感じます。
Nikonのカメラ設定で、ピクチャーコントロール(LS:風景)にすると、すこし色がきつく感じます。色が濃い植物を撮る際には、NL(ニュートラル)か、PT(ポートレート)で撮ったほうがよいようです。
足元を見ながらカメラの被写体をさがしていると、とてもせまい範囲でも、じつにたくさんの種類の草花が咲いていることに気づかされます。
こちらの写真は道ばたにさいていた、とても小さな青い花です。注意深くみなければ見過ごしてしまうほど、小さな花です。花に顔をちかづけて、よくよく眺めてみると、花に薄く青い色がついているのに気づきます。
場所:福岡県遠賀郡遠賀町大字島津
座標値:33.873914,130.671623
淡い青色の5つの花弁があります。茎の先につぼみがずらりと密集していて、その一部が開花しています。横からながめてみると、きっしりとならんだつぼみのすぐ下に、アブラムシが一匹ついているのがわかります。
この植物は日本全国に生えている、おそらく「キュウリグサ(胡瓜草)」と呼ばれるもの。葉をもむとキュウリのようなにおいがするために、この名前がつけられました参照
植物の名前をしらべるときには、スマートホンの無料アプリ「Google Lens(グーグルレンズ)」が便利なのですが、今回の写真ではキュウリグサまではたどりつきませんでした。「雑草 小さい 青い花」で検索するとキュウリグサの名前にいきつきました。
バラの花のように、放射線状に草を地面にひろげる植物を「ロゼット」と呼びます。キュウリグサもロゼット型の葉で、ロゼットの中心部にちいさい葉に囲まれた芽があります。この芽が春になるとのびてきて、上の写真のような花をさかせます。(参照:『新・雑草博士入門 (全農教)』P50)
冬のあいだ、寒さや乾燥から身をまもることができ、ふみつけられても簡単には芽が傷つかないのが「ロゼット」型なのだそうで、雑草たちはこの型を身につけてたくましく生きのびているのですね。
自宅のプランターで咲いていたアリッサム。仕事おわりの夜でも、ライトニングすることで写真をとることができます。玄関先で三脚をたてて、あーでもない、こーでもないと試行錯誤しながら花とむきあうのは、無心になれて良いです。
場所:福岡県鞍手郡鞍手町大字中山
座標値:33.775681,130.685834
福岡県の鞍手町にある八劔神社境内でみつけた黄色い花。完全に開花はしておらず、少しだけ開花した様子が、ちょっと背をまるめたような感じの小さな花です。何という名前の花なのかわからず調べてみると、おそらく「ウマノアシガタ」なのではないかという情報にいきあたりました参照。
日本全国でみられるいわゆる”雑草”です。きれいな見かけに反して有毒の植物で、あやまって食べてしまうと”腹痛や下痢、嘔吐などの症状が現れる”のだそうです。
花の中心部にはたくさんの雄しべがぎっしり。さらに雄しべの内側には雌しべもぎっしりです。
葉は根生葉が長い柄のある掌状に3-5裂した単葉で、茎の中程には柄の短い掌状の葉がつき、茎の上部には線状の小さな葉がつく参照-Wikipedia ウマノアシガタ-
複数に分かれた葉と、線状の葉と、2種類の葉がついているようです。撮った写真をよく観察してみると、以下のような葉がみられました。
もしかしたら、下の葉は若い葉で、これが成長すると上の葉のように、やや広めで裂けたような葉となるのかもしれません。葉の表面には無数のこまかい毛がはえています。
撮った花の写真をよく観察してみると、花びら(花弁)は5枚だという情報と整合します。ウマノアシガタというおもしろい名前は、”馬の足のツメを守るために使われたわらで作ったクツ”に花のかたちが似ていることからつけられました。このクツのことをウマグツ(馬沓)と呼びますウマグツの写真
雑草のおいしげる山の斜面に数輪だけ、このような黄色い花がみられました。あしもとに注意をむけてみると、たくさんの発見があります。とても楽しいです。