大分県豊後高田市の天念寺(てんねんじ)で、毎年「鬼会の里祭り」が開催されています。2017年は11月19日(日)に開催されました。毎年楽しみにしているお祭りなので、今年も行ってみました。
豊後高田市に住んでいるころは、車を飛ばせば15分程度で行ける距離だったのですが、福岡県へ移ってからは、半日がかりの移動です。「鬼会の里祭り」に行く原動力は、地元の知り合いに会えるということが一番であり、国東半島独特の自然や空気感にふれて気分をリフレッシュするのも目的のひとつです。
毎年、「鬼会の里祭り」がいつ開催されるのかわからないので、豊後高田市のホームページをチェックしているのですが、直近にならないとホームページに情報がでないようなので、豊後高田市在住の、知り合いのかたに連絡をとり開催日時の情報を得ています。
そこで、だいたいの開催日時がわからないかと思い、毎年の開催日時をさかのぼって調べてみると…
2013年は11月24日(日)…第4日曜日
2014年は11月23日(日)…第4日曜日
2015年は11月22日(日)…第4日曜日
2016年は11月20日(日)…第3日曜日
2017年は11月19日(日)…第3日曜日
…というように、昔は第4日曜日、2016年から第3日曜日に開催されているようです。2018年は11月18日(日)に開催されるかもしれませんね。「鬼会の里祭り」は、仕事を持たれている地元の有志の方々が開催されているようなので、もしかしたら11月くらいになってやっと「よし、この日だったら開催できそうだ」となるから、数か月も前に情報が掲載されないのかもしれません。
なにはともあれ、今年(2017年)は第3日曜日の11月19日に、無事開催されました。
このお祭りでは、そば、つきたての餅や地元特産品の販売が行なわれています。毎年たのしみにしているのが、↓こちらのイノシシ肉の炭火焼(300円)。
焼きたてを提供してくれていて、焼きたてだったらほんとに柔らかいのです。脂がよくのっているのですが、霜降り牛肉のような後にひく脂っぽさではなく、鶏のもも肉のようなさっぱりした後味です。
味付けは塩コショウでシンプル。これに、無料でいただけるカボスをかけると、なんともいい風味です。大分県の地元飯という感じですね。だけど、イノシシ肉は冷えると、急激に硬くなって、独特のくさみがでてくるので早めに食べるのがいいようです。
ちなみに、イノシシ肉が焼きあがるのを待っていると、これまた無料で、子どもに綿菓子を二本もくれました。
イノシシ肉の炭火焼とともに、もうひとつ楽しみにしているのが、こちら↓の「とろろそば」と「とろろ飯」です。こちらは二つセットで800円。
カメラを持って行くのを忘れて、携帯のカメラで撮ったので、あまりおいしそうに写せなくてすみません。
普段はなかなか食べられない山芋を、この時ばかりはお金に糸目をかけず食べさせてもらいます。昨年は、子どもは山芋を食べられなかったのですが、今年はどんどん箸が進んでいました。
忘れてはならないのが、↓こちら。つきたての餅です。つきたてなので、やわらかいんです。中にはこしあんが入っていて、口の中でさらっと溶けるいい甘さです。1パック6個入りで600円。
↓この写真ように販売所のすぐ隣で、餅が杵と臼でつかれています。テントの下で、人力の餅ちぎり機械で、適度な大きさの餅に切られます。この餅に、こし餡が手作業で包み込まれます。
アンコ入りの餅以外にも、1カップ100円の酢餅も販売されていました。今年は、たくさん食べて酢餅までは行きつかなかったので、酢餅はパス。
会場では12時前からカラオケ大会が開催されはじめました。
寒空の下ではあったけど、ほっこり気持ちが温かくなる小さな祭りでした。また来年も行きたいです。