大分県玖珠郡玖珠町にある角埋山(つのむれやま)に登ってきました。最近、登山用のストックを購入し、その使い心地がどんなものなのかを知りたかったからです。
今回は登山用ストックを必要に感じた経緯を記録しています。角埋山登山の記録は後日に記します。
登山を始めて約4年になります。その間、登山用ストックを使ったことがありませんでした。他のかたが使っているのを見て、なんとなく「使ってみたいな」とは思っていました。だけど、「荷物になるんじゃないか」という懸念と、「ストックがなくても問題なく山には登れる」という感じで、必要性をあまり感じていませんでした。
ストックを購入しようと思ったきっかけ
ストックを購入しようと思ったきっかけが、少し前、国東半島にある屋山に登ったときのことです。(国東半島の西側を一望できる 豊後高田市の屋山を登る - 大分県 周遊~!!)
屋山登山口に杖代わりにと、竹の棒がたくさん筒のなかに立てられていました。日ごろ、「ストックの使い勝手って実際使ってみないとわからないな…」と、竹の棒をストック代わりにさせてもらいました。
竹の棒だったけど、なんとまあこれが登りやすいこと。登りのとき足にかかる負担が軽くなるので、感じる疲労感がだいぶ少ない印象をうけました。特に下りのときに、足への負担が軽いのを感じました。
下りのときは、前のめりにならないようバランスを保つために、太ももの前の筋肉に強い負荷がかかります。それに段差のあるところでは、どうしてもドシンと下りがちでした。長い山歩きで、右膝を痛めたことがあったので、極力、周りの樹々や岩などにつかまり、そろりと下るよう心がけています。
ストック(竹の棒)をつかったら、四点で体を支えるので、当然バランスがとりやすくなりました。下りのとき先に杖を地面につくので、腕の力が手助けをしてくれて、ドシンと段差を下りることも少なくなりました。
「これならはやいうちにストックを買ったほうがいいな」と屋山から下りるときに、決断をしました。
意見は賛否両論 けっきょく自分で試して決めるのが一番
yahoo知恵袋などの質問サイトを参照してみても、ストックを持つ派、持たない派で意見が分かれていて、かえって「どっちがいいんだろ?」と悩みの深みにはまっていく感じでした。
山のなかで、実際ストックになるようなものを使ってみるのが、一番購入するか否かの決断に役立つと感じました。
ストックを使ってみると、体を支えるという機能以外にも、”手に棒を持っている”という、なにか安心感が出てくることにきづきました。人気のない山の中を、最近歩くことが多いので、「何か得体の知れないものがでてこないか…(出てはきません)」というちょっとした不安感が終始あります。
ストックがあったからって、これが武器になるものではないけれど、手に棒を持っているだけで、「なんとなく安心」という気持ちがあります。これも実際使ってみてはじめて知ったことでした。
まとめ
ぼくはストックを使ってこれからも登山をしていくと思います。これで体への負担が少しでも軽くなればいいなと思っています。屋山登山口に、竹の棒を設置してくれた方のおかげです。そのやさしい心遣いに感謝です。ありがとうございます。